見出し文を改善して検索集客力アップ
見出しで集客効果に大きな違いが
検索結果の画面には、さまざまな情報が表示されます。
中でも重要なのが、見出し文(タイトル文)と説明文です。
見出し文と説明文とは、検索時に表示されるここの文章のことです。
皆さんは検索をした時、検索結果画面を上から順にひとつずつクリックするでしょうか。
おそらくそんな人はいないと思います。
ほとんどの人は、上から検索結果を斜め読みして、「ここに自分の欲しい情報がありそうだな、ここをクリックしよう」と思ってクリックするでしょう。
ですのでここの見出し文と説明文は、検索ユーザーがホームページに訪問してくれるかどうか、それが決まる大切ものなのです。
であるにもかかわらず、ここの文章をしっかり考えて書く人は非常に少ないです。
効果的な文章を書くのがなかなか難しい事や、ページが多くて手が回らない、またはここの重要性をご存じないなど、理由はさまざまです。
見出し文の改善は自社内で十分でき・お金はかからず・短い時間ですぐ取り組める・それでいて効果バツグンの、オイシイ施策だと言えるでしょう。
そこでこのページでは、集客に効果的な見出し文の書き方について、やさしく説明します。
見出し文は25~30文字で書こう
見出し文は、設定自体は何文字でもいけるのですが、表示される文字数に限りがあります。
約25~30文字を超えると、それ以降の文字は省略されてしまいます。
ですのでこの文字数内で、見出し文を上手く組み立てる必要があります。
自分のビジネスのことを書くわけですから、こんなの簡単だと思うかもしれませんが、実は意外と難しいです。
ポイントとしては主に4つかなと思います。
・地域名を入れる(どこでやっているのか?)
・どんな特徴があるのか?
・誰のどんな課題や悩みを解決するのか?
・分かりやすく直接的な表現にする
それぞれ説明します。
地域名を入れる(どこでやっているのか?)
ローカルビジネスの場合
ローカルビジネスとは、店舗や事務所を持ち、主にその地域のお客さんを相手にビジネスをしている業態のことです。
この場合、地域名は必ず、商圏を考えながら入れて下さい。
たとえば歯医者や整骨院だったら半径3,4kmくらいまでかと思いますので、「大分市金池町の」といった街単位、広くても市単位までの広さが良いでしょう。
お客さんは「大分県の歯医者」のような広い範囲では探さないからです。
しかし弁護士事務所は隣の市から依頼があったり、外壁塗装は隣の市の現場に行ったりすることは普通にありますので、そういう場合は商圏に合わせて「大分市・別府市の」などが良いでしょう。
こうすることで「金池町 整骨院」「別府市 外壁塗装」などで検索している人に、クリックされやすくなります。
ネットショップの場合
一方でネットショップは商圏が全国ですので、あまり地域名は必要ありません。
あなたのお店の強み・商品の特徴・そこで買うメリットなどを、主にアピールして下さい。
でも「大分県産のしいたけ」「別府温泉」「中津からあげ」など、地域名がブランドになっている場合は入れて下さい。
どんな特徴があるのか?
特徴とは言い換えると「あなたのビジネスが選ばれるべき理由」です。
「ウチに来てくれると、こういうメリットがあります」
「他社とはこういう点が違います」
それを短く伝えて下さい。
たった25~30文字程度とかなり文字数制限が厳しいので、他社・他店と同じ事を書く余裕はありません。
架空の「ザビエル整骨院」を例として説明します。
金池町(大分駅から東に300mほど行った辺りです)でやっているとして、通常はそのまま「大分市金池町のザビエル整骨院」で良いでしょう。
誰のどんな課題や悩みを解決するのか?
しかしもし、大分市金池町に整骨院が何カ所かある場合は、これだけでは不十分です。
他院(他店)と比較された上で、お客さんに選んでもらう必要があるからです。
そういう場合は、「交通事故治療が得意」「産後の骨盤矯正はお任せ」など、あなたのビジネスが誰のどんな課題や悩みを解決するのか?を足すと良いです。
「大分市金池町の交通事故治療が得意なザビエル整骨院(24文字)」
といった具合です。
これによりお客さんにあなたのビジネスを選んでもらう理由が伝わります。
また「金池町 交通事故 整骨院」などで検索している人に、さらにクリックされやすくもなります。
分かりやすく直接的な表現にする
これは「何を書くか?」ではなく「どう書くか?」の部分についての、ワンポイントアドバイスです。
中小企業や小規模事業者が大手企業のように、ビジョンや抽象度の高いメッセージを伝えるのは、全く得策ではありません。
「あなたの明日を照らす ザビエル整骨院」
「地域の皆様のために!宗麟産業」
こういった見出し文はよく見かけます。
しかし、一体何をしてくれるビジネスなのか分かりづらく、競合と見比べられたとき不利になってしまうなどの理由から、良い見出し文とは言えません。
カッコつけず、もっと具体的に・直接的に、お客さんにとってイメージしやすい文言にしてください。
さらに、大切なことは見出し文の頭の方に書いて下さい。
多くのお客さんは見出し文を最後まで読みませんので、大切なことが後ろの方に書かれてある見出し文は、クリックされるチャンスを逃すでしょう。
見出し文を設定しよう
見出し文は、どこに設定するものでしょうか?
トップページの一番上に書いたら良いでしょうか。
WordPressの場合は、設定→一般設定→サイトのタイトル です。
設定が分からないという方は、ホームページの担当の方や制作会社さんに「見出し文をこう変えて欲しい」と伝えてください。
トップページについては、それで完璧です。
トップページ以外のページについて
トップページ以外のページについては、このルールに従って下さい。
各ページのタイトル | 会社名(店舗名)
例えば「料金一覧 | 大分市金池町の交通事故治療が得意なザビエル整骨院」といった感じです。
しかしWordPressであれば、おそらく自動的にこうなると思います。
なお、カテゴリの下にあるページについては、間にカテゴリページのタイトルを挟んでください。
「母の日セットA | お茶のギフト一覧 | 大分駅のギフトショップ ギフティ大分」
これでお客さんにも分かりやすく、Googleにも内容が伝わりやすい見出し文ができました。
なお見出し文は一度で完璧なものはできないと思いますので、いったん替えてみて、しっくりこなければまた考える、というのを繰り返してみても良いでしょう。
効果的なタイトル文の書き方まとめ
・地域名や特徴を入れる。
・直接的な表現にする。
・特徴を入れる。
・全角25~30文字程度にする。
・サイトの見出しに設定する。
これでタイトル文はバッチリです。
良いタイトル文で、多くの検索ユーザーを獲得しましょう。
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