【特別資料DL】2023年大分県知事選挙ネット施策の振り返り
2023年、統一地方選挙におけるさまざまな候補者の取り組みを見て、大分県内においても「ひとつ段階が進んだ」と確信しました。
これまで大分県内の立候補者で、SNSの発信をしている人は少数派でした。
SNSアカウントどころか、個人のHPを持っていない人すら多くいました。
つまり「ネットを活用しているごく少数 対 使っていない大多数」という構図だったのです。
しかし今年の統一地方選挙では、もうネットを使っていない人の方が少数派でした。
多くの候補者が、量や質はバラバラであるものの、何らかの形でネットを使って情報発信をしていました。
つまり「ネットを上手く活用できている人 対 あまり上手く活用できていない人」の構図だったのです。
ネットを使っていることは大前提であり、その上で上手く活用できているかどうかの勝負でした。
2023年大分県知事選挙では、佐藤候補と安達候補の、SNSの使い方が対照的で非常に印象深かったため、例として挙げご説明します。
ご覧になりたい方は、以下のリンクからダウンロード頂けます。
※なお弊社はこの大分県知事選において、どちらの陣営も支援していません。あくまで一有権者として、客観的な立場から見解を述べるものです。
ごあいさつ
初めまして、株式会社シャーロックの北と申します。
我々は、選挙にHPやSNSなどネットをフル活用し当選のお手伝いをする「選挙インターネット対策専門プランナー」を行う企業です。
我々はインターネットマーケティングのプロでありながら、公職選挙法も熟知しており、これまで10の選挙についてプランニングに携わりました。
勝利のパートナーとして、我々は必ずやお役に立てるものと確信しています。
ぜひ最後までご覧頂き、お問い合わせくださいますようお願いいたします。
なお我々のサービスは、激戦の選挙専門です。
超激戦が予想される選挙でこそ、特に効果を発揮します。
立候補者が多く、名前を覚えてもらう事が非常に困難な選挙。
または新人候補が現職に挑む構図で、不利な状況をひっくり返さなければならない選挙。
こういった場合にも、我々の支援がきっと役に立ちます。
逆に「おそらく勝てると思うが、念のために・・・」という程度でしたら、お受けいたしかねます。
また「比例区で復活するだろうから、選挙区で負けてもまぁ別に。」「今回は顔見せでして、本番は4年後です。」という方にも不向きです。
我々の支援サービスは、「何が何でも絶対に負けられない!そのためにはあらゆる手を尽くさなくては!」という候補者にのみ適しています。
選挙のネット対応は必要なのか?
特に地方選挙はガラ空きの大チャンス
こちらは2022年11月末頃のNHKニュースの画像です。
国会議員関係の政治団体では、ここ4年間でネット関連に約1.6倍の支出を行ったとのことです。
ネットで有権者の支持を募ることがとても大切であることは、ネットに関心の強い国会議員の間ではかなり浸透しています。
しかし地方選挙であっても有権者は同じですから、国政でも地方選挙でも、ネットへの取り組みが重要であることに変わりありません。
それなのに、ネットへの取り組みを熱心に行っている候補者は、特に地方選挙ではあまり見かけません。
ですので少なくとも現時点では、ネットの取り組みはやればやるだけ票になると考えられます。
若者層へは知ってもらうだけでかなり有利
「若者は投票に行かないから、アプローチしても効果が薄い」と思われるかもしれませんが、それは間違いだと我々は考えます。
彼らは誰に投票して良いか分からないのです。
選挙公報なんて見ませんし、選挙公報なんてものがあることすらそもそも知りません。
ですのでどんな立候補者がいて、どんな政策を訴えているのかなどを知らないのです。
それが分からなければ選挙になんて行くわけがありません。
彼らに知ってもらうには、言うまでもなくネットがかなり有効です。
もし彼らが「ぜひこの人に!」とまではなくとも、「ちょくちょくネットで見かけたし、なんかインスタで熱心に訴えてたな・・・」程度でも頭の片隅に覚えていてくれれば、他のネット上の接触ゼロの候補者よりも遙かに得票の確率が高いです。
若者層においては比較検討されにくくやったもの勝ちの状況だと言えますので、ネットの取り組みをしないのは本当にもったいないです。
40代以上へは政策を訴える有効なツール
一方で40代以上の有権者は、色んな候補者についてよく知っています。
通常の地上戦は他の候補者も同じようにやっていますし、前回前々回の選挙のことも覚えていますので、「誰に投票しようかな」と比較検討されます。
ネットで活動方針や政策について繰り返し伝えることで、他の候補者に競り勝てます。
ネットへの取り組みは、地上戦を減らしてその分をネットに注力するのではなく、地上戦にネットの取り組みを上乗せするのだということです。
ネットは我々が行いますので、候補者ご本人や事務所の方は通常通りの取り組みに注力して頂けます。
ネット選挙施策の全体図
我々の選挙支援は、専門領域であるインターネットマーケティング(ウェブマーケティング)をベースに組み立てており、非常に戦略的です。
以下に概念図を用いて、全体施策をご説明いたします。
有権者を3つのステージに分け、それぞれのステージの有権者にとって、最適な方法と最適なメッセージを届けます。
それにより、知ってもらう→理解してもらう→票を入れてもらう、と進んでもらいます。
しかしだからと言って、単にSNSでたくさん投稿をすれば良い、というものではありません。
名前を知らない方向け施策
候補者のことを知らない方にいきなり、信条や政策について熱く語っても、なかなか耳を傾けてもらえませんし、ましてや票を入れてもらうなんてとても無理です。
そこで「知らない方向け施策」が必要です。
知らない方にはまず、TwitterとInstagramを使って、「〇〇という人がいる」ということ自体を知ってもらいます。
日常の気軽な投稿を通じ、どんなことをやっているどんな人なのか?を伝えます。
大分のこんな課題を解決したいと日頃から考えている、といった感じです。
また時折は趣味の話や、好きな食べ物の話を混ぜたりするのも良いでしょう。
とにかく必要なのは、フランクな状態で有権者と何度も接触(目に留まる)することです。
そのために3つの大切なポイントがあります。
コミュニケーション
SNSをお知らせのツールとしてだけ使うのは、非常にもったいないです。
SNSが真価を発揮するのは、有権者とコミュニケーションを取る時です。
有権者が困りごとをコメントしたり、意見を添えてRTしたりと、中には批判的な反応もあると思いますし、その対応に困るのでSNSをお知らせツールとしてしか使わないという方も多いです。
しかしむしろこれはチャンスなのです。
このようなコメントに対してどのような対応をするか?も有権者は見ています。
リアルタイム性と地域性
2つめは、リアルタイム性・地域性です。
TwitterやInstagramはこの2つと非常に相性が良いです。
「今朝は大分駅前で挨拶をしました」と投稿すれば、「私も大分駅前にいたな、出口が逆だったから見かけなかったけど、朝はあの辺にいたんだな」とか「駅前のケーキ屋さんの近くだ、知ってる場所だな」といった感じで、自分ごとと結びつけて読んでもらいやすいです。
政治の世界は一般の方からすると、どうしても離れた世界のことのように感じます。
しかしこのような投稿をすることで、自分の世界と地続きなんだなと思ってもらえ、自然に親しみを持ってもらいやすくなります。
フォロワー獲得
3つめはフォロワー数。 要は、公示日までにどれだけ多くのフォロワーを獲得できるか?です。
基本的には選挙区内のフォロワーを獲得していきますが、選挙区外のフォロワーに意味が無いかというと、決してそうではありません。
選挙区外には党や政策に好意を持ってくれている、フォロワー数千~数万規模の強いアカウントがあります。
そういったアカウントからRTされることにより、選挙区内のフォロワーへ情報が届く、いわゆる「逆輸入」の形でフォロワーを獲得できます。
これまでそういったパターンはたくさんありましたので、近隣選挙区や、エリアに関係なく全国的に強いアカウントのフォロワーも、積極的に獲得していきます。
インターネット広告
候補者の名前と顔を知ってもらうため、インターネット広告の配信をプランニングすることがあります。
公選法をご存じの方は「選挙でインターネット広告はダメだろ」と思われるかもしれませんが、必ずしもそうではありません。
インターネット広告を使って、やって良いことと悪いことがあります。
我々は合法的なインターネット広告配信によって、候補者の認知度を高め、HPへの訪問者やSNSのフォロワー数などを増やします。
ただインターネット広告の配信は個人でも出来ますが、専門用語が非常に多く、仕組みを理解するのが大変です。
間違った設定をすると、関係ないエリアにも配信したり、あまり効果的ではない媒体や配信メニューを選んでしまい、せっかくの広告費を無駄にしてしまうこともあります。
その点我々はインターネット広告については得意中の得意分野であり、他のどの選挙コンサルに決して負けないほどの配信実績やスキルを持っています。
名前を知ってる方向け施策
そうすると名前を知ってくれる方が増えてきます。
そこで初めて信条や政策について、HPとYouTube動画を通じて伝えましょう。
HPは必要なのか?
最近はSNSで情報発信をしている方が多いので、HPは不要だと思う方が多いです。
しかしこれは明確に誤りで、立候補者の公式HPは必ず作って下さい。
なぜかと言うと、SNSとHPでは扱う情報のタイプが違うからです。
SNSでは今日何をしました、こんなことがありましたと、リアルタイム性のある情報、いわゆるフロー情報がメインです。
一方でHPには公約やプロフィールなど、候補者のベースとなる情報を主に掲載しましょう。
これは時間の経過と関係なく重要な情報で、フローに対してストック情報と呼びます。
せっかく候補者に関心を持ってくれた人がいても、タイムラインを遡っていかないと分からないという状況は良くありません。
公式HPはいわゆる母艦です。ここを見ればひとまずの情報が得られる状態にしておきます。
そしてその上で各種SNSをサテライトとして役割分担することで、情報に対して攻守の型を作るのです。
票につながるHPの構成
現職の方はすでにHPをお持ちの方も多いと思います。
しかし選挙に適していない作りであることがほとんどです。
そこでページの内容を選挙用に最適化し、票の獲れるHPへと改善ご提案します。
選挙用HPに必要な要素は、以下の通りです。
項目 | 内容 |
---|---|
トップページ | 顔がハッキリ分かる。信頼できそうと思ってもらえる。ページをザッと見て主なプロフィールや政策の概要が分かる。 |
政策 | 政治家になって解決したい課題が何なのか、どのように解決したいのかを伝える。 |
活動情報 | 直近の活動が載っていて、頑張っている様子や熱心さが伝わる。 |
プロフィール | 信頼性の土台。地元への愛着をアピールする。実際にしゃべっている様子を動画で見て、声と顔を覚えてもらうなども大切。 |
政治家を目指した理由 | 有権者は政策だけでなく、その政治家のバックグラウンドに興味がある。何らかの社会問題について解決を強く願った原体験などあれば、有権者はそこに心を寄せる。 |
各種SNSへのリンク | Twitter、Instagram、YouTubeなど。 |
お問い合わせフォーム | 質問など気軽にできることを伝える。 |
これらの要素を全て、縦長の1ページに集約した形のHPもよく見かけます。
それ自体が必ずしも悪いわけではありませんが、政策や活動情報について、ページを分けるほどの情報が無いからという後ろ向きな理由が多いです。
ある程度のボリュームでしっかりと政策を訴えようとすると、自然とページを分ける形になるでしょう。
SEO対策で検索ユーザーを多く獲得
Google検索で上位表示させるためのSEO対策も、弊社は得意中の得意です。
立候補者名はもちろん、「〇〇選挙 立候補者」でも上位表示されるようなHP制作のコツをお伝えします。
以前プランニングに携わった選挙では50名近くの立候補者がいましたが、それにもかかわらず「〇〇〇市議会議員選挙」「〇〇〇市議会議員選挙 立候補者」などで最大1位に表示という大きな成果でした。
検索から訪れるユーザーは、投票に対してのモチベーションが非常に高いです。
「どんな人が立候補しているかな?」と探している方に強くアピールできますので、検索上位表示は票の獲得に強く結びつきます。
活動情報の掲載
現職の方であれば、議員としての活動報告は基本です。
しかし、多くの議員さんは、活動情報をHPにあまり掲載しません。
手間がかかる・忙しくて更新する人がいないなどの事情は分かりますが、活動情報を掲載しないのは非常にもったいないです。
いつ何があったかはリストアップできるでしょうし、写真や資料なども手元に残っていると思います。
それらの情報を元に、過去の活動データをブログのように投稿し、HPに訪問してくれた有権者に伝わりやすく掲載してください。
多ければ多いほど良く、2年くらいあればHPのボリュームも出ますので、「大分県議会議員」などの検索時に上位表示されやすくなります。
政策のYouTube動画作成
またYouTube動画を20本ほど作成しましょう。
1本1テーマ3~5分で、同じく政治家を志した理由や、政策についてテーマごとに分かれています。
動画には、クリックしてもらえるような魅力的なサムネイル(見出し画像)を作成したり、チャンネル登録者数が増えるような取り組みが必要です。
具体的な政策について知ってもらうことで、「この人に票を入れよう」と思ってくれる有権者を増やします。
しかしここで多くの方が、ふんわりしたプロモーション動画・イメージ動画を作ってしまいがちです。
地元のスポットに出かけ、「大分の皆さんの毎日を支えます!」と言ってみたり、有権者の方と笑顔で握手をしているシーンが映っていたり、BGMが入っていたりというものです。
ハッキリ申しまして、この手のイメージ動画は見てもらえません。
なぜならこのようなキレイに取り繕った動画は、いわばCMも同然だからです。
マーケティング視点が抜けていると、このようなCM動画なんて観てもらえないという当たり前のことにも気付きません。
しかも5分くらいのものすごく長いものなんてなおさらです。
このような動画を目にした有権者は、「この候補者は自分をカッコ良く見せたいのだな」と思うだけです。
「自分の言いたいことを言い、有権者の声を聞いてくれそうにないな」と、むしろ心は離れてしまいます。
再生回数も、実際せいぜい200回というところではないでしょうか。
そのうちの半分ほどは身内でしょうし、再生回数は回らず、良い印象は持ってもらえず、さらに制作費を考えると完全に赤字という状況で、これなら作らない方が遙かにマシです。
有権者のYouTube画面には、他にもたくさん面白そうな動画が並んでいるわけですので、それらに目移りされないようにするためには、1動画1テーマに分け、短時間で何かをハッキリ伝えるのがポイントです。
票を入れてくれる方向け施策
票を入れてくれる方へは、何もしなくて良いかというと、そうではありません。
立候補者を応援してくれる立場ですので、情報を拡散するお手伝いをしてもらいます。
立候補者自身が「頑張ります!」と言うのも良いですが、「友人知人がおすすめする立候補者」という文脈で知ってもらうことにより、トーナメントで言うところのシード権を獲得した状態で認識してもらえます。
それにはFacebookページとLINE公式アカウントが最適です。
ネット選挙4タイプ理論
ネットを選挙に活用することで、得票を大きく伸ばすことは可能です。
しかし現実には後援会事務所・支援者・候補者ご自身のリソース(時間や労力)は有限です。
そのためこれらのリソースを、優先度の高い施策にまず割り振っていく必要があります。
その優先度は、選挙のタイプおよび候補者の立ち位置(新人か現職か)の2軸によって、大きく4つに分けられます。
これが弊社が提唱する、「ネット選挙4タイプ理論」です。
動画を活用したりSNSを活用するなどは、票を獲得するには非常に有効な施策です。
しかし最も大きく影響するのは、それらの個別戦術ではなく、大元の戦略です。
無茶な戦略を戦術によって突破しようとするのは、いくらネットを活用できるとしても、おすすめできません。
まずは選挙のタイプに応じて、最も適切な戦略と戦術セットが何なのかを明らかにしましょう。
公示日までに、ネットでの勝ち負けは7割方決まる。
これらの施策を有機的(それぞれがお互いに機能し合う)に行うことで、公示日・告示日までに、
- 名前を知っている
- 政策を理解している
- 票を入れてくれる
方の総数を増やしていく。
これこそが、我々の戦略的インターネット選挙支援の全体構想です。
なんとなくSNSをやるとか、なんとなく動画を撮ろうとか、そういう行き当たりばったりで手を動かすものとは全く違うものであることは、お分かりいただけるかと思います。
全体図が見えていてこそ、各施策の方針が定まり、それぞれが効果を発揮するのです。
公示日告示日以降の施策
ここまでは、公示日・告示日までの施策です。
「えっ、これ全部、選挙前のことなの?」と驚かれる方もおられるでしょう。
そうです。
今一度、上の図をご覧ください。
公示日・告示日までに、
- 名前を知っている
- 政策を理解している
- 票を入れてくれる
方々の総数を増やし味方に付けることで、公示日告示日以降を戦っていくのです。
公示日告示日以降になってから頑張り始めるのではありません。
選挙運動の様子を各SNSに投稿
公示日後は、選挙カーに着いていく担当を決めて頂きます。
選挙カーの行く先、遊説の様子などを、ワンパターンにならないよう午前午後2回ずつほどのペースで投稿してください。さながらインターネット上に選挙カーを走らせるイメージです。
また最近は、ショート動画と呼ばれる20秒くらいの動画が好評です。
再生回数がかなり伸びますので、積極的に投稿してください。
夜はその日のまとめをブログに投稿し、SNSで拡散してください。
選挙戦の途中でイベントがあることもあるでしょう。
例えば街頭演説の予定があれば、人が集まるように告知が必要です。
また、党から応援演説があれば「誰々来たる!」のバナーを作成し、こちらも広く告知してください。
公示日は朝の神事~出陣式、投票日前日のマイク納めなどは、YouTubeでライブ配信すると、盛り上がりのある演出につながります。
対立候補の動向をチェック
弊社ではこれらの施策のプランニングと並行し、常に対立候補がどのような施策を打っているかをチェックしています。
もし対立候補が我々の施策以上の事を行ってくるようであれば、追加費用など無しに、必ずその上を行くよう施策の軌道修正をします。
しかしながらこれまで、上を行かれるどころか肩を並べられるような事もありませんでした。
我々は常に、少なくともインターネット上では、選挙区内において対立候補を圧倒してきました。
投票日の施策
投票日は何も施策が打てません。
しかし対立候補が違反行為の投稿などしていないか、常にチェックしています。
もしあれば速やかに選管に通報し、すぐに取り下げさせたりしています。
選挙後のお礼。
これは忘れがちですが極めて大切です。
我々は、選挙後のお礼の大切さをとても良く知っています。
これまでのご支援に対しお礼をお伝えするまで、しっかりフォローいたします。
※公選法では大々的なお礼が禁止されており、許される範囲内で実施します。
我々に依頼するべき、5つの理由
施策の大枠を記載しましたので、この通りに実施していただくだけでも、「ネットが大切なのは分かるが、何から始めたら良いか分からない」という候補者にとっては、ある程度の効果は見込めると思います。
ぜひ取り組んでみて下さい。
もちろんHPを作ったりSNSに投稿をしたりと、それぞれの施策は事務所やボランティアの方々でも、それなりにはできると思います。
しかし、ではなぜ費用を払ってまで我々にプランニングを依頼する必要があるのでしょうか。
理由1:継続できないから
それは期間中ずっと施策を回し続けることこそが、インターネット選挙の最も難しい事だからです。
選挙のネット対応は正直、激務と言わざるを得ません。
有権者に名前を覚えてもらうために、幅広い施策を打つ必要があり、時間をフルに使います。
さらに、これらの施策を数ヶ月に渡って回し続けなくてはいけません。
確かに選挙運動期間の直前からであれば、ボランティアの方々でも頑張れるかもしれません。
しかしネタを作り写真や動画を撮って投稿を組み合わせる。フォロワーを獲得していく。反応を見つつ改善を回す。
メディアもたくさんあります。ブログ・Facebookページ・Twitter・Instagram・LINEその他・・・。
それを、始まってもいない選挙の数ヶ月前からやり続けるのは、おそらくボランティアの方だけでは無理です。
一方で、我々はビジネスとして高いプロ意識を持ち、この施策に取り組みます。
期間が長かろうと、選挙区が物理的に広かろうと、また政策への賛成反対に関係なく、安定して高い品質のプランニングサービスをご提供し続けます。
選挙は絶対に負けられない戦いです。
ですので土日はもちろん、朝でも夜でも盆正月でも関係なく、施策を進めなくてはいけません。
チャットツールを使い、夜中の2時3時まで次の日の施策の相談をしたことも、何度とあります。
これがボランティアの方々でも問題無く回せるということでしたら、大変素晴らしいことです。
しかし現実問題として、それはほぼ不可能だと思います。
理由2:公選法とウェブマーケティングの両方を深く理解しているから
インターネット上で選挙の支援を行うには、ウェブマーケティングだけでなく、公職選挙法について理解しておく必要があります。
これを理解しないまま情報発信してしまうと、候補者に大きなダメージを与えてしまいます。
文章作成・写真撮影、その他あらゆる施策についてその都度、公選法と照らし合わせて適切かどうかの判断が必要です。
我々は公職選挙法をしっかり理解した上で、内容と、実施して良い範囲を確認しつつ各施策を実施します。
これまで何度もミスを未然に防いできました。
ケース1:陣中見舞いの写真
「陣中見舞いにシュークリームを頂いたので、これをFacebookに載せたい」と後援会の方からご相談を頂きました。
しかしこれは公選法としてはかなりグレーです。
グレーな施策が悪いというのではなく、リターンが無く割に合わないと判断しました。
そこで事情をご説明し、掲載できない旨をご連絡いたしました。
言われるがまま掲載していたら、問題になっていたかもしれません。
ケース2:ポスターの証紙
早朝に交差点でのご挨拶。
写真を撮ってTwitterに載せようとしたところ、後ろのポスターに証紙が貼られていない事に気がつきました。
すぐに証紙を貼ったポスターに差し替えて頂き、写真を撮り直し、無事に投稿できました。
選挙はキレイ事ではありません。
いずれのケースもあのまま投稿していたら、対立陣営から指摘されたり、その支援者からSNS上で拡散されたり、選管に通報されたりと、大きなダメージになっていたでしょう。
選挙が終わるまで決して気を抜かず、細かいところにまで注意をして施策を回します。
理由3:情報を拡散し、多くの人に見てもらえるから
動画やページを作ることと同じくらい、それを拡散すること、たくさんの有権者に見てもらうことが大切です。
動画やページを作ったら、自動的に多くの人が見てくれると思ってはいないでしょうか?
決してそんな事はありません。
せっかくキレイなイメージ動画を作ってYouTubeに置いたけど、数百回程度しか観られていない、なんてケースは非常に多いです。 (※選挙によっては、それくらいの再生数でも良いものもあります)
これは作ることばかりに意識が向いていて、拡散のことが最初から頭に無いか、または拡散するノウハウが無いからです。
我々は、作ることと広めることは、車の両輪のようにセットであると考えます。
作っただけで終わらない「広まる動画」を企画、票につながるところまで常に意識し一気通貫に進めます。
理由4:票につながる写真を知っているから
写真の質は、間違いなく得票に影響します。
「スマホでもキレイな写真が撮れるじゃないか」と思われるかもしれません。
確かにその通りなのですが、ネット選挙において大切なのは、キレイさよりも構図です。
候補者の他にたくさん人が写っていて、誰を見たらいいか分からない写真。
背景がゴチャゴチャしていて、パッと見で顔が分かりづらい写真。
演台上のアクリル板が反射していて、イマイチ顔がよく見えない写真。
こういった「とりあえず撮った写真」は多く見受けられますが、顔が見えづらいので印象には残らず、得票にはつながりません。
また有権者の顔が写っているものも時折見かけますが、これは「〇〇さんの応援をしたら、ネットに写真が載ってしまう」と思われてしまいます。
こういう写真は得票につながらないばかりか、有権者を遠ざけ、マイナスのイメージを持たれてしまいます。
このようにネット選挙の写真は、通常の写真と違う点が多くあります。
我々はこれまでの経験から、どのような写真を撮るべきなのか?が分かっており、この知見を元にした極めて具体的なアドバイスや撮影テクニックの伝授も行います。
理由5:政策に口出しをしないから
ボランティアの方ですと、手伝って頂いた事に対して恩義が発生してしまいます。
そのためマニフェストや当選後の政策に、その方の意向を汲んだ内容を反映させざるを得ない・・・という事が起きます。
しかし私たちへご依頼頂くとそのような事は一切ありません。
あくまで立候補者の意向に沿ってネット施策を実施しますので、ご自身の目指す政策を何の障壁も無く進めて頂けます。
とにかく早く動き始める
そして上記のインターネット選挙支援で効果を出すための、最も大切なこと。
それは、とにかく早く始めることです。
SNSでフォロワーを集めたり、SEOの効果を確実に出すためには、どうしても時間が必要です。
また人に顔や名前を覚えてもらうためには、繰り返し何度も接触する必要があります。
一度で覚えてもらうのが難しいということは、候補者ご本人や事務所の皆さまがよくご存じの通りです。
さらに立候補の意思表明をしたり、投票日半年前くらいになりますと、候補者ご本人のスケジュールが取りづらくなっていきます。
例えば政策に関する投稿や、動画の原稿作成などが、実質できなくなります。
ここは我々が一生懸命頑張ったり、お金を使ってどうにかなるものではありません。
新人の場合は1年半~2年前、現職でも1年前からインターネット選挙の準備を始めることで、より高い効果が見込めます。
公示日前100日を切りますと、効果が大きく落ちます。
そのため状況によっては、ご相談をお断りしなくてはならなくなります。
どうか時間という最大の武器を無駄にせず、一日も早く弊社へご相談ください。
お客さまからの感想
選挙後に頂きましたお礼のコメントを、2件ご紹介します。
半年という長い間の支援、ありがとうございました。
ぎりぎりの接戦を競り勝つことが出来ました。
ネットの取り組みが無ければ、絶対に負けていたと思います。
北さんには、ここまでやるのかと驚かされる事ばかりでした。
SNSの手応えが大きかったので、もしかすると大逆転で勝てるかもと、ずっと希望を持ってこの選挙戦を一同で戦いました。
今後のことはまだ決まっていませんが、もしリベンジする時はまた絶対力になってください!
※これは立候補者奥さまからのメッセージです。
これまで全ての候補者・後援会の方に、非常に高く評価していただいています。
また取り組み自体が西日本新聞・朝日新聞・地元TVメディア・AbemaTVその他で取り上げられたり、党本部の広報から褒められたこともあります。
当社のご支援範囲
選挙コンサルは、活動内容によっては違法になり得るものですので、その点については細心の注意を払っています。
弊社はビラ配り・電話での支援依頼・選挙区を足で回る、投票をお願いする文言の投稿など、有権者へ直接的な働きかけは一切行いません。
あくまでHP・各SNSなどを通じ、立候補者の活動や政策を広く伝えるものです。
契約の秘密保持
コンサルを依頼したいけど、そのことを知られるのは嫌だという方、是非ご安心下さい。
弊社では元々ウェブマーケティングのコンサルティングを行っています。
そのため、クライアントさまとの契約については、契約の有無そのものから秘密にしています。
我々はこのページやご提案資料にて、「過去に誰々さんを支援しました」との情報を開示しません。
実績の掲示が無いと、もしかするとそのことに不安を覚える方がおられるかもしれません。
しかしそれは我々が貴候補を支援した場合、その秘密は守られるという事でもあります。
費用と施策開始までの流れ
お問い合わせをいただければ、弊社代表の北から折り返しご連絡いたします。
そののち初回ヒアリングの日程を決めます。
初回ヒアリングでは、いつの選挙を視野に入れているか・これまで行ってこられたネット上での取り組み状況(全く無くても構いません)・事務所の体制(担当がおられなくても構いません)など、施策の実施までに必要な情報をお尋ねします。
それを踏まえ、2回目のミーティングの日程を決めます。
2回目のミーティングでは、初回ヒアリングにてお伺いした内容を踏まえ、貴候補者にピッタリのプランをご提案します。
お見積りはこのタイミングでお出しいたします。
弊社のサービスは、1選挙区1候補限定です。
もしある選挙で他の候補者を支援することになってしまうと、その後お問い合わせを頂いてもお断りせざるを得ません。
ですので少しでもご関心を持って頂けたのでしたら、すぐにお問い合わせ下さることをおすすめいたします。