お客さんが知りたいことを書こう

お客さんが知りたいことを書こう

皆さんは自社のサービスや製品に、とても思い入れがあることでしょう。

このサービスは、きっと多くの人の役に立つはずだ。
苦労して開発してきたので、思い入れも深い。
だからたくさんの人に使って欲しい!

そんな気持ちでいっぱいだと思います。

ですので一生懸命その良さを伝えたいと思い、ここが新しいです!他より良いです!ウチは誠心誠意対応します!といった感じで、つい自分の伝えたいことばかりを一生懸命ホームページの中に書いてしまいます。
ところがこれはマーケティング視点で考えると、あまり良いことではないのです。

なぜかと言うと基本的には、お客さんはあなたの言いたいことに一ミリも興味がないからです。
お客さんが知りたいのは、あくまでこのサービスや製品が自分の課題を解決してくれそうかどうか。ほとんどそれだけです。

ですので最も優先して書くべきことは、このサービスでは製品が誰のどんな課題を解決するのか?ということなのです。

もちろん製品やサービスのこだわりを書くことは、悪いことなどでは決してなく、むしろとても大事なことではあります。
しかしその情報の優先度はあなたが思っているよりは高くないのです。
お客さんにとっては、まず課題が解決できそうかどうかが最優先であり、こだわりなどはその後、あくまでプラスアルファの話なのです。

ではお客さんはどんな課題を抱えていて、何を知りたいと考えているのでしょうか。
インターネットを使ってそれを調べる方法をお伝えします。

Googleサジェスト

あるキーワードGoogleで検索した時に一緒によく検索されているキーワードが表示されます。
これをGoogleサジェストと言います。

例えば整骨院で検索してみますとGoogleサジェストには猫背・産後・交通事故などのキーワードが表示されます。
これはつまり多くの方が、「整骨院で猫背を治したい」「産後の骨盤矯正をしたい」「交通事故に遭って体の痛みを治したい」と考えているのです。

つまりもしあなたの整骨院が、猫背や産後の骨盤矯正や交通事故の痛みで悩んでいる患者さんの助けになるのであれば、ホームページにはそのことを優先して書くべきだということです。

Q&Aサイト

他にお客さんの知りたいことを知る方法としておすすめなのは、yahoo!知恵袋教えてgooなど、いわゆるQ&Aサイトを参考にするということです。

ここにはたくさんの人の悩み事や考えていることなどが書かれてあります。
また質問への回答も過去同じような悩みを抱えていた方が書いていることも多いので回答文も大変参考になります。

各種SNS

SNS検索もとても有効です。
ただSNSによってユーザー層が違いますので、どのSNSで検索するかは考えなくてはいけません。
また最近はGoogleで検索するやりYouTubeやtiktokなどで検索する人もとても多くコメント欄を読むことで沢山のヒントが得られるでしょう。

このように、お客さんが知りたいことがないのかを理解した上で、サービスの説明文を書きましょう。
そうすることにより、ホームページに来てくれたお客さんは、自分の課題をこのサービスが解決してくれるかどうかを一目で判断できるようになるでしょう。

お客さんにとって親切なホームページであることを心がけましょう。